リシン(リジン液)|育毛剤徹底比較!薄毛対策研究所

リシン(リジン液)

リシン(リジン液)とは

リシンとは、生体内で合成されない必須アミノ酸であり、食事などで摂取する必要がある成分である。牛乳に含まれるたんぱく質から発見された成分で、食品では豆や肉、魚に多く含まれる。別名リジンとも言われる。

人間体内のたんぱく質組成に深く関係しており、体の組織を修復し、成長に関わる働きがある。また、ブドウ糖やカルシウムの吸収を促進する効果があり、代謝がよくなることから、健康的な体を作るのに必要な成分である。近年では疲労回復効果や肝機能を高める効果があるとして、サプリメントとしても販売されている。

さらに、保湿効果があることから、スキンケア化粧品やヘアケア製品に使われている成分である。

育毛剤としての効果

髪を構成しているタンパク質の吸収を促進させる効果がある、髪の原料の吸収を促進し、パサつきを減らす効果があるため、切れ毛や抜け毛などを減らす効果がある。

保湿効果もあり、コラーゲンの合成を促進して頭皮の潤いを保ち、乾燥を防ぐ効果がある。頭皮のバリア機能を高め、乾燥や外部刺激、細菌などから頭皮を守りフケや痒みを防ぐ効果があるといえる。

成分の注意点

アミノ酸の一種で育毛剤として塗布する場合、安心して利用できる成分といえるでしょう。服用する場合、薄毛治療薬であるミノキシジルの効果を高めるといった研究結果もあるが、大量に摂取すると腎機能障害を引き起こす恐れがあるため、注意が必要である。