アカツメクサ花エキス
アカツメクサ花エキスとは
アカツメクサはレッドクローバーとも言われる、マメ科シャクジソウ属の多年草で、花冠などをつくるシロツメクサ(クローバー)と似た形の花を咲かせます。
帰化植物で日本に入ってきたのは明治以降とされていますが、欧州では昔からハーブとしても利用され、女性の更年期症状を抑えるのに使用されてきました。
アカツメクサ花エキスにはビオカニンAという女性ホルモン作用物質と言われるイソフラボンが多く含まれており、男性ホルモンの生成を促す5αリダクターゼを抑制することが分かっています。
育毛剤としての効果
脱毛の原因となる男性ホルモンの生成を抑制し、男性型脱毛症(AGA)を防ぎます。
また、カナダのLUCAS MEYER COSMETICS(ルーカスマイヤーコスメティクス)社が開発した育毛成分「キャピキシル」を構成する成分として、このアカツメクサ花エキスが含まれています。
成分の注意点
同じく5αリダクターゼを抑制する発毛剤のプロペシアでは副作用が報告されていますが、アカツメクサ花エキスでは副作用の報告がありません。
植物由来の成分で安心して利用できる成分だと言えるでしょう。
女性ホルモンの働きをするので、念のため妊娠中や授乳中の女性や子供は注意が必要です。